東京北社会保険病院は地域保健医療の向上に努めています。

東京北社会保険病院  
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総合診療科は、大病院の振り分け外来担当というイメージがありますが、当院ではこれと違った、地域医療や僻地医療といった現場の延長線上に位置する総合診療科を目指しています。業務としては、一般内科診療や健診業務を行うとともに、老人保健施設「さくらの杜」を担当しています。また、今後は救急業務も含め、患者さんが一番困っている時に対応できるような、患者さんの身近に在る診療科になることを目指しています。
 
生活習慣病科
糖尿病・内分泌科が生活習慣病科として生まれ変わります。糖尿病・甲状腺疾患の治療は従来通りですが、その他肥満症や高脂血症など生活習慣の見直しで改善される病気を幅広く診療する予定です。健康診断や人間ドックで初めて糖尿病や高脂血症を指摘され、今後の健康に不安をお持ちの方はぜひご相談ください。当科では生活習慣の是非を治療の第一と考えております。薬物治療はどうも気が進まないという方でも、病院を怖がらずに受診してくださるようお願いいたします。糖尿病教育入院また糖尿病教室は今まで通り毎月第2土曜日の午後開催しておりますので、ぜひご利用ください。

循環器科の診療体制のご紹介いたします。

〈常勤医〉
鶴谷 善夫 科長 1985年医師免許取得
日本内科学会認定内科医、日本循環器学会認定専門医、医学博士
片山 卓志 1994年医師免許取得
日本内科学会認定専門医、日本循環器学会認定専門医

〈診療体制〉
外来担当 月・木・金 午前: 鶴谷 善夫  
  火・水 午前: 片山 卓志 ※原則予約制です

病棟担当 鶴谷 善夫、片山 卓志、研修医

〈検査体制〉
心臓超音波検査:
(月曜から金曜)
直接、心臓の動く様子を見ることができ、心臓機能の評価や弁膜症、心筋症などの疾患の有無をみることができます。
ホルター心電図:
(月曜から金曜)
携帯型心電計に24時間分の心電図を記録します。不整脈や狭心症の診断、治療効果の測定などに有用です。
運動負荷テスト:
(金曜午前)
運動しながら心電図を記録します。狭心症の診断、薬効評価、不整脈の診断などに有用です。
心筋シンチグラム:
(月曜午前)
心筋の血流を診る検査で狭心症の原因部位診断、治療効果判定などに有用です。運動負荷テストよりも信頼性が高い検査です。
心臓カテーテル検査:
火曜、金曜
緊急も可能な限り対処いたしております。狭心症の診断、治療、心不全の原因精査、頻脈性不整脈の治療、徐脈性不整脈の診断などに必要不可欠の検査です。患者様の負担の少ない手首からの検査が主体です。1泊ないし2泊の入院が必要です。

〈治療可能な病気〉
心不全、狭心症、不整脈、その他心臓血管疾患全般について対応可能です。
狭心症(労作で胸が苦しくなる。)に対する冠動脈形成術(風船治療、ステントなど)、頻脈性不整脈(動悸発作)に対するカテーテルによる心筋焼灼術、徐脈性不整脈(脈が遅くなり息切れ、失神などを起こす。)に対する永久ペースメーカー植え込み術などの高度専門医療に対処しております。
外科手術(冠動脈バイパス手術、弁置換術、その他。)が必要になる場合は、手術成績の良い病院にご紹介いたします。

消化器科
〈消化器科の概要〉
消化器科は、食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓などの消化器臓器を対象としています。消化器疾患の診断に必要な検査は多岐に渡りますが、上部消化管内視鏡、大腸内視鏡、腹部超音波検査、透視下造影検査などの画像検査は連日行っております。放射線科、外科との定期的カンファレンスを通じて、迅速な診断と治療に日々取り組んでいます。

〈消化器科での治療〉
  • 食道、胃、大腸の早期癌の対する内視鏡的治療
  • 出血性胃潰瘍、出血性十二指腸潰瘍への止血術
  • 食道胃静脈瘤への止血術
  • 摂食不能に対する胃瘻増設
  • 総胆管結石の内視鏡的治療
  • 肝臓癌へのエタノール局注や経皮経肝動脈塞栓術<
  • 肝炎へのインターフェロン治療

〈医師紹介〉
青柳有司 科長 日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、医学博士
上平晶一 日本内科学会認定専門医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本肝臓学会専門医
渡辺義行 日本内科学会認定内科医、日本消化器内視鏡学会専門医

〈外来担当〉
青柳
(原則予約制)
総合診療 渡辺
(原則予約制)
総合診療 上平
(原則予約制)

呼吸器科
呼吸器は声帯より下の、気管より肺と胸郭内の病気を専門とする科です。疾患名でいうと、喫煙が原因の肺気腫、肺癌や気管支喘息、肺炎、気管支拡張症などの病気の診断、治療を行っております。今年の7月より呼吸器科医2人体制となりました。外来もほぼ毎日、呼吸器科医が診察しておりますので、咳が長く続く、血痰が出る、歩行時の呼吸困難があるなどの症状がありましたら、受診してください。
 
腎臓内科
〈腎臓内科〉
蛋白尿、血尿、尿量の増加・減少、むくみ、高血圧、電解質異常など「腎・尿・ミネラル」に関することを幅広く診療しています。
〈腎センター〉
慢性腎不全の維持透析や、急性腎不全に対する緊急透析、劇症肝炎あるいは薬物中毒に対する吸着療法、家族性高脂血症、閉塞性動脈硬化症や種々の神経疾患等への血漿交換療法を予定しています。

東京北社会保険病院は新しく設立された病院です。診療科としての外科もスタートしたばかりの若い組織です。しかしスタッフはさいたま市にある自治医科大学附属大宮医療センター外科などから移籍してきた臨床経験豊富な外科医です。常勤外科医師は6人と多くはありませんが、精鋭と自負しています。

〈方針〉
当院外科のモットーは「患者に誠実であれ。自分に厳格であれ。」です。具体的には 1.待ち時間を短くし親切にする 2.患者様の話をよく聞く 3.患者様の自立と感受性を尊重し、思いやりのあるやさしい十分な病状説明をする を心がけています。診療において先ずは患者様の「知る権利」と「自己決定権」を尊重したインフォームドコンセントなどのコミュニケーションの充実はもちろんの事、患者様のご都合・ご要望などのニーズにも十分配慮しています。最近では内視鏡下外科手術による低浸襲治療が盛んに行われていますが、当科でも胃癌・大腸癌・胆嚢結石症・副腎腫瘍・虫垂炎などに対しては腹腔鏡下手術を、そして肺腫瘍・気胸には胸腔鏡下手術を積極的に取り入れています。また、入院日数の短縮化にも配慮しています。

〈施設資格〉
日本外科学会認定施設、日本消化器外科学会関連施設、日本消化器病学会関連施設
〈受け入れ対象疾患〉
一般外科: 甲状腺腫瘍・乳癌・副腎腫瘍などの内分泌疾患/脂肪腫などの皮下軟部腫瘍/下肢静脈瘤・鼠径ヘルニア・虫垂炎・外傷など
消化器外科: 食道癌・胃癌を含め腸閉塞・結腸癌・直腸癌・痔など肛門疾患に至る全消化管疾患/胆石症・総胆管結石・肝臓癌・胆道癌・膵臓癌を含めた肝胆膵疾患/その他急性腹症など
肺外科: 肺ガン/縦隔腫瘍/気胸など
小児科 : ソケイヘルニア/腸重積/虫垂炎など
※ただし、当院では現在の所放射線治療ができません。したがって食道癌・乳癌などで治療手段の一環として放射線治療の追加が必要と判断した場合は適切な病院へ紹介させていただきます。

〈受け入れ対象外疾患〉
心臓血管外科領域: 胸腹部大動脈瘤・解離性大動脈瘤・心臓弁疾患・冠動脈疾患など
専門小児外科 : 小児先天性奇形/小児腫瘍など

〈外科手術実績〉
■平成16年5月〜12月:122例(緊急手術26例) / 外科常勤医3人
上部消化管手術 17例 (食道癌手術+胃癌手術:5例)
下部消化管手術 27例 (大腸癌手術:12例)
肝胆膵手術 36例 (肝臓切除3例、膵頭十二指腸切除術2例、 腹腔鏡下胆嚢摘出術23例)
■平成17年1月〜12月:395例(緊急手術86例) / 外科常勤医6人
上部消化管手術 44例 (食道癌手術+胃癌手術:20例)
下部消化管手術 101例 (大腸癌手術:44例)
肝胆膵手術 98例 (肝臓切除20例、膵頭十二指腸切除術4例、腹腔鏡下胆嚢摘出術53例)

当院小児科は昨年の開院以来、24時間体制による小児救急とともに、一般診療、予防接種、乳児健診などを含む小児のプライマリ医療を行い、地域医療機関と密に連携をとり、包括的な質の高い小児医療を提供することを目指しています。さらには各臓器別専門外来をおくことでより専門性の高い、先進的な医療にも取り組んでいます。専門的な疾患については都内地域基幹病院や専門病院と連携をとって行っていきます。
以下当院小児科の診療について具体的にご案内させていただきます。

〈外来〉 平日および土曜日午前は一般外来となっており原則予約は不要です。通常の小児の一般的な疾患を対象としております。なにかお子様のことで気になることやご相談がありましたらお気軽に受診してください。
午後は主に専門外来、乳児健診、予防接種を行っております。いずれも完全予約制です。専門外来は循環器、神経、内分泌、腎臓、アレルギーと各臓器別に担当医がおります。
なお急患の方はこの限りではありません。随時ご相談ください。
〈予防接種〉 毎週火曜日午後に行っています。予約制ですので、お電話でお問い合わせください。アレルギーをお持ちで心配な方も随時ご相談いただければ個別に対応します。
〈乳児健診〉 毎週月曜日午後に行っています。予約制ですので、お電話でお問い合わせください。
〈専門外来〉 (専門外来は予約制なので受診を希望される方は直接病院までお問い合わせください。なお紹介状をお持ちの方も予約をとっていただくようにお願いします。)
〈神経〉 言葉や運動面で遅れが心配なお子さん、けいれんのあるお子さん、行動面で心配な点があるお子さんなどを積極的に診察します。脳波検査も行っています。どうぞお気軽にご相談ください。また夜泣きやおねしょ(夜尿)についてもご相談ください。
〈循環器〉 先天性心疾患、不整脈、心筋症、各種疾患における心機能評価、川崎病などを診療します。検査では心電図、心エコー、トレッドミル検査に随時対応しております。心臓カテーテル検査、手術が必要な場合には東京医科歯科大学や他施設と連携し診療を行っています。心雑音精査、学校検診精査なども地域医療機関と連携し対応しています。
〈内分泌〉 低身長(含む成長ホルモン補充療法)、甲状腺疾患(甲状腺機能亢進症、橋本病、先天性甲状腺機能低下症)、糖尿病、副甲状腺、下垂体疾患など内分泌疾患全般を診療します。必要に応じて各種内分泌学的検査および治療を行います。
〈腎臓〉 急性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、慢性腎炎、尿細管機能異常症、尿路奇形などを診療します。学校検尿や健診での精密検査なども随時受け付けております。
〈アレルギー〉 気管支喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎などを診療します。とくに食物アレルギーでは除去食の指導とともに、除去食を再開するうえでは必要に応じてチャレンジテストなども施行しています。
〈病棟〉 病棟は30-40床あり、お子様のみのお預かり入院、ご両親の付添入院、双方に対応しております。日本小児科医会の提言にしたがって、テレビ、ビデオは小児病室からなくす方向とし、一方常勤で4名いる保育士が病棟の子供たちの遊びを支援し、こどもたちの病棟生活の質の維持に努めています。

お産などの産周期、癌や良性疾患などの手術を中心とした、腫瘍、不妊症、更年期障害などの不妊・内分泌を3つの柱として診療しております。 婦人科では、腹腔鏡、子宮鏡などの内視鏡下手術を中心とした低侵襲の手術、また癌に対しては、手術、化学療法などを積極的に行っており、漢方なども取り入れております。また不妊症の「こうのとり教室」などを通じて、地域の皆様とのつながりを大事にしています。
 
整形外科が診療の対象としているのは一般に、頸部を含む体幹および四肢の、骨関節・筋・神経(脊髄・末梢神経)・血管・皮膚の外傷および疾病です。言い換えれば、顎から上の頭部と内臓を除くすべてが対象となります。現在常勤医師2名、非常勤医師2名で診療を行っています。まだ専門外来はありません。すべての疾患について診察します。

頭蓋内疾患の診断・治療を行っています。
開頭手術に関しては、脳腫瘍、脳血管障害(未破裂脳動脈瘤や脳出血)、外傷性頭蓋内出血を行っております。また放射線科と共同で血管内手術(動脈瘤の塞栓術など)も行っております。
平成17年4月からICUを含む全病棟がオープンし、さらに地域の方々のご要望に沿えるように頑張っております。
 
軟性のファイバースコープ(電子内視鏡)を用いた「痛くなく、画像の美しい」膀胱鏡、トイレ内に設置した「ストレスの無い」尿流量計、エコーを使用した「痛くない」残尿測定装置などの最新の検査機器により、患者様により負担の少ない医療を心がけています。また、この地域では初めてになる、尿路結石に対するホルミウム・レーザー治療も行っています。

一般診療では、なるべく分かりやすくご説明するよう心がけております。検査、治療に関しても多くの選択肢から納得される方法をお選びいただけるよう努めております。
診療をお受けのご本人様と医師が同じ検査画面を見ながら話し合えるよう、電子ファイバースコープ、顕微鏡モニターなどを駆使しております。
 
外来では、患者様の抱えている、眼の不安・疾患に対して十分な説明と治療をご提供できるよう体制を整えました。ほぼ全ての眼疾患に対応できるよう検査機器をそろえ、2名の国家資格を有した視能訓練士が検査に当たります。
白内障手術は片眼1泊2日で行っております。全身状態や通院の利便性を考慮し、1週間で両眼手術を行うなど、個々の事情にあわせ相談に乗らせていただきます。

予約は要りません。初診も再診も受付時間内で好きな時間にお越し下さい。電子カルテシステムによりあなたが受付されたことやこれまでの、データは即、医師のコンピュータに反映されます。そして公平に到着順に診察させていただいております。
検査や手術、入院治療、また他科との併診など難しい病気や美容を除いたほぼ全てのことに対応しております。当科または当院内だけでほとんどのことが済んでしまうという総合病院内の皮膚科としての良さは従来通りです。
 
放射線科の医師は現在常勤医1名、非常勤医2名の体制で、CT装置や(computed tomography)やMRI(magnetic resonance imaging)などの画像診断(レポート作成)や血管造影診断及びIVRと呼ばれる治療手技を行っています。いずれの医師も放射線診断専門医の資格を有しており、部長の牧田は血管造影・IVR(interventional radiologyの略称)指導医の資格、乳癌検診マンモグラフィー読影医の資格も持っています。

当科は小児から高齢者の方に至る幅広い年齢層の手術麻酔管理を行っており、平成17年1月に日本麻酔学会認定病院となりました。現在は常勤医2名(日本麻酔科学会指導医1名、同学会専門医1名)による質の高い麻酔診療を提供できるように常に心掛けており、各平日には更に1名の非常勤医の計3名で対応してます。また診療は24時間体制となっておりますので、夜間の緊急手術にも迅速な対応が可能な状態です。
   
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